|
A.将来の退職金の支払いのために毎月一定額を拠出して、積立をしている会社は多いことでしょう。
毎月拠出する金額は将来支払うと予想される退職金額に基づいて計算されているはずです。
よって通常であれば、ある時点の積立金残高と退職金支払い必要額は一致します。
しかし何らかの要因で積立残高が予定している金額よりも不足してしまうことが起きてしまいます。
ここでは運用環境が悪化したことにより年利が低下した場合について説明します。
以下の図は10年後に1000万円の退職金が必要なため毎月積み立てしていくと仮定したケースです。
このように年利が変わると毎月拠出する金額も変わります。
いわゆるバブル期とバブル崩壊以降の年利を比較すると上記の図のような年利の差があったでしょう。
運用環境が悪化して年利が下がれば予定している金額よりも不足してしまうのは当然のことです。
その時点で毎月の拠出額を増額するか、退職金の給付水準を引き下げるかの対応をとっていれば積み立て不足は発生しませんが、実際には対応できていないのが現実ではないでしょうか。
近年運用環境は好転してきていますが、バブル崩壊以降のツケをすべて清算できているのでしょうか?
自社の退職金資金に積み立て不足が発生していないか確認する必要があると考えます。
|